スマホゲーム市場ならではのガチャ

ソーシャルゲームが人気を呼び、新しいゲーム市場が完成したものの同時に問題を呼び起こしているのがレアキャラが入手できるガチャシステムについてだ。確率通りに排出されず、何十万という課金で得られなかった問題が出るなど、スマホゲーム市場の闇が暴かれていく。このサイトではそんなスマホゲームでよくあるガチャ問題を独自視点で考察していきます。

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筆者は今から2年前の2014年夏まで、ガラケーユーザーだった。それまでスマホを持つことの意味、その理由を見いだせなかったことと、持つ必要性がないとして契約を一切してこなかった。ただ一身上の都合でどうしてもスマホにしなければならない事態に見舞われてしまったため、やむを得ずに契約することとなる。使い始めて早1年半、一度故障で機種を交換したもののこれだけの時間があれば大分使いこなせるようになり、正直ガラケーよりも便利だと感じる時もある。

とはいえ自宅にパソコンがあるので、基本スマホは家で活用するときは大体ある1つの機能を有する時だけだ。なにかといえば、もはやいう必要もないと言えるだろう『スマホゲーム』である。正直な話、このスマホゲームに手を伸ばしたくなかったからこそ契約したくなかったのだが、どうしてもやりたいゲームがリリースするという話を耳にしたため、契約を余儀なくされる。要するに、好きなゲームタイトルの存在で陥落してしまったというわけだ。

氷解することなく凍りきった山のように構えていたが、あっという間に摂氏100℃近くの太陽光線を浴びせられてスマホゲーム市場に参入することになった筆者が、正直後悔はしていない。後悔するぐらいなら自分がやれるところまでやった方が良いという、前向きスタンスでいるからだ。とは言え、偶に恐ろしいほどヤメれば良かったと感じることもありますが、それでも止められない中毒性がある。

ここが一番の問題でもある、スマホゲーム市場で今一番話題というよりは物議を醸しているのが『ガチャ課金による問題』、この1点でしょう。

無料と謳いながら、実際は

スマホゲームと呼ばれるものが登場したのは、およそ今から9年ほど前に遡る。その時に登場したのは『釣り★スタ』で、ここから全ての歴史は始まったといえるでしょう。そこから多数のスマホゲームが登場したが、限界はありました。まだこの頃はスマホではない、ガラケーで操作できるというスペック的な天井があったためにさほど高度なゲーム開発にまで至らずにいました。やがて登場した高機能携帯端末により、実現させるまでの開発過程でより複雑なシステムを搭載したゲームが完成されていきます。

これまで発表されてきた作品は星の数ほどあります、中でもよりスマホゲーム人気を加熱させた存在といえば『パズドラ』ではないだろうか。このゲームが登場したことにより、誰もがスマホゲームをするために携帯電話をガラケーからスマホへと機種変更した、なんて人が何処かにいるかもしれません。特に配信が開始された2012年には日本での課金売上が1位を記録し、さらにGoogle Playでは世界第1位という記録を樹立するまでに至っているから凄い話だ。

歴史としてみれば輝かしいと、そう言えるかもしれません。ですが同時にここから日本のスマホゲーム市場が段々と歪みをきたすようになっていったとも言えるかもしれません。

人気の陰で顕著になる側面

パズドラが人気を博していく中、同年に消費者庁が問題があると発言した出来事がある。俗にいう『コンプガチャ問題』という話題についてだ。この話題はスマホゲームのガチャ問題について言及していくと話す事が出来ません、では何が問題かといえば端的にいうとこんなところにあります。

ガチャの問題点
  • 1.欲しい商品が必ず手に入るとは限らない
  • 2.課金するように誘導している
  • 3.ゲームをクリアするために必要として、わざとゲーム難易度を上げている
  • 4.欲しいと思った物が出るまで、やり続けなくてはならない
被害は小中学生にも

スマホゲームの悪しき側面によって当時最大の被害者といえば、世間を知った気でいるつもりで躍らされている小中学生でしょう。欲しいと思ったアイテム、またはキャラクターを手に入れるためにはお金が必要。しかし彼らがまともに収入を得ている身分ではないため、そこで考えたのが親のクレジットカード情報などを勝手に入力するなどする子供達が出てきてしまいます。

その結果、最大で何と月に数十万円という総額のケースもあるというのだ。自分でお金を稼いでいるならまだしも、経済的に自立出来ない身分の子どもたちがこんな大金を使ってしまっているのだから、金銭感覚の麻痺も甚だしい。こうした事態のせいで、当時は国民生活センターに未成年の相談案件が多数寄せられたという話もよく聞いた話だ。

大人でも偶に酷いことになるのに、まだ社会的に働くことすら出来ない子供達がこうしてガチャにハマるという仕組み、こうしたニュースを度々耳にしていたせいもあって、筆者個人はスマホを持ちたくなかったのもある。

問題は無くなったか

コンプガチャ問題によって、その後はガチャの仕組みをきちんと明確にするように景表法に則って仕組みを明確にする、景品表示法をきちんとするようにと是正が行われました。騒ぎによってコンプガチャそのものは終了しましたが、ガチャそのものが消滅することはなく現在もあらゆるゲームにあります。問題は起こっていないだろうと言いたいところだが、そううまくはいかなかった、中には公式がRMTを了承しているかのような騒ぎまで噴出する。

RMT(リアルマネートレード)とは、ゲーム内のアイテムを現実のお金で売買するという物だが、この行為そのものが禁止事項となっている。すればアカウント停止などの措置を運営側から課せられますが、事態を取り締まる立場の運営がまさかそうした不正行為を承認するようなサービスを開始してしまったというのです。

当然すぐに事態を聞きつけたことであくどいことを考える人もいますが、大多数がそうしたサービスに苦情という名のクレームを発した。現在までにそうしたサービスは行われていないが、公式見解によると、

ゲームの活性化と間接的にゲーム上の不正行為防止を狙った

と目的意義を提示しましたが、理由にはならないでしょう。

ご法度が横行している

このようにスマホゲーム市場には様々なご法度が当然のように横行しており、誰もが不審に思いながらサービスに準じてしまっているために、無言で了解されているような状況だ。正直無法地帯そのものだ、それこそ世紀末めいた世界観で繰り広げられる非日常を連想させるようなものとなっています。

しかしそれも投資の末に欲しいキャラクターが出てきてくれれば、多くの人が納得してしまうのも事実だ。お金をつぎ込んだだけの事はあったと、そう明言するまでに至ってしまっているので、企業もやりたい放題となっている。その結果、今年2016年遂にガチャ問題へ本格的にメスが投じられる騒ぎが巻き起こるのです。